飲食店のInstagramキャプションの書き方|伝わる基本の型・ハッシュタグは5個まで・見つけてもらうキーワード

料理の写真はきれいに撮れたのに、キャプション(投稿に添える文章)で手が止まる。毎回「本日のランチです」の一行だけになってしまう。そんな悩みを持つお店は多いのではないでしょうか。

キャプションは、写真だけでは伝わらない「どんな料理か」「いつ・どこで食べられるか」を伝える場所です。さらにInstagramの公式情報では、検索で見つけてもらうためにもキャプションが大切だとされています。この記事では、飲食店のキャプションの基本の型と例文、ハッシュタグとキーワードの公式ルール、よくある失敗までを整理します。

キャプションの3つの役割

飲食店のキャプションには、主に次の3つの役割があります。

  • 写真を補う:料理名、使っている食材、量や味の特徴など、写真だけでは分からないことを伝える
  • 来店につなげる:いつから・いつまで、何曜日に食べられるか、予約が必要かなど、行動に必要な情報を伝える
  • 見つけてもらう:Instagramの検索で見つけてもらうための手がかりになる

3つ目について、Instagramは公式ブログ(2021年8月)で、投稿を検索で見つけてもらうには、キーワードとハッシュタグをコメントではなくキャプションに入れるよう案内しています。クリエイター向けの公式情報(2023年5月)でも、コンテンツ、キャプション、自己紹介、ハッシュタグには関連性の高いキーワードを含めるよう勧めています。

書く前に決める3つのこと

書き始める前に、次の3つを決めると文章がまとまります。

  1. 誰に向けるか:近くで働く人のランチ、週末の家族連れ、記念日のディナーなど
  2. 何を一番伝えるか:1つの投稿で伝えることは1つに絞る(新メニュー、季節の食材、席の空き状況など)
  3. 読んだ人にどうしてほしいか:保存してほしい、予約してほしい、今日来てほしいなど

何を投稿するか自体に迷う場合は、反応が取れる!飲食店のインスタ投稿ネタ15選で投稿テーマの例を紹介しています。

飲食店のキャプションの基本の型と例文

毎回ゼロから考えるのは大変です。次の型を決めておくと、短い時間で書けるようになります。

飲食店のInstagramキャプションの基本の型(1行目に一番伝えたいこと、料理やお店の具体的な説明、来店に必要な情報、読んだ人へのひと言、ハッシュタグ5個まで)を上から順に並べた図
  1. 1行目:一番伝えたいこと。スクロールしている人が手を止める一文にする(例:「今年も始まりました、秋鮭のクリームパスタ」)
  2. 料理・お店の具体的な説明:食材、産地、味、量、作り方のこだわりなど、写真にない情報を2〜4行で
  3. 来店に必要な情報:提供期間、曜日・時間帯、価格、予約の要否、店名とエリア
  4. 読んだ人へのひと言:「気になった方は保存しておいてください」「ご予約はプロフィールのリンクから」など
  5. ハッシュタグ:最後にまとめて、5個まで

例文(季節限定メニュー)

今年も始まりました、秋鮭のクリームパスタ🍂

北海道産の秋鮭を、きのこたっぷりのクリームソースで仕上げました。ソースまで残さず楽しめるよう、自家製パンを添えています。

📅 11月末までの期間限定(ランチ・ディナー)
💰 ◯◯円(税込)
📍 ◯◯駅から徒歩3分|店名

気になった方は、保存して秋のうちにぜひ。
ご予約はプロフィールのリンクから受け付けています。

#◯◯ランチ #◯◯グルメ #秋鮭 #パスタ #店名

例文(今日の空き状況)

本日、19時以降のカウンター席に空きがあります。

おひとり様でも、日替わりの小皿料理とグラスワインでゆっくりどうぞ。今夜のおすすめは、写真の◯◯です。

📍 ◯◯駅から徒歩5分|店名
📞 ご予約・お問い合わせはプロフィールから

#◯◯居酒屋 #◯◯ディナー #おひとり様 #ワイン #店名

例文の「◯◯」には、お店のある地域名や料理名を入れます。地域名と料理名を組み合わせた言葉は、近くでお店を探している人が検索しやすいキーワードの候補になります。

ハッシュタグは1投稿5個まで

ハッシュタグについて、Instagramヘルプセンターの日本語版では次のように案内されています。

  • 1つの投稿に使用できるハッシュタグは最大5個。6個以上含めると、コメントが投稿されない
  • ハッシュタグには数字は使えるが、スペースや、$や%などの特殊文字は使えない
  • プロフィールを非公開にしている場合、ハッシュタグを付けても投稿はハッシュタグのページに公開されない
Instagramのハッシュタグとキーワードの公式ルール(1投稿5個まで、キーワードとハッシュタグはコメントではなくキャプションに入れる、関係のないハッシュタグは付けない)をまとめた図

使える数が限られているので、どれを選ぶかが大切です。

5個の選び方の例

  • 地域+業態・料理:「◯◯ランチ」「◯◯居酒屋」など、近くの人が探す言葉
  • 料理・食材の名前:その投稿の主役
  • 利用シーン:「おひとり様」「記念日ディナー」など
  • 店名:お店独自のタグ

Instagramのクリエイター向けFAQでは、関係のないハッシュタグで仕組みを操作しようとすると、反応や配信が落ちる場合があるとしています。人気のタグでも、投稿の内容と関係がないものは付けないようにしましょう。ハッシュタグの選び方は飲食店のためのInstagramハッシュタグ活用ガイドでも詳しく解説しています。

ハッシュタグはキャプションに入れる

キャプションが長くなるのを避けて、ハッシュタグをコメント欄に書くこともあります。ただし、前述のとおりInstagramは、検索で見つけてもらうにはキーワードとハッシュタグをコメントではなくキャプションに入れるよう案内しています。キャプションの最後にまとめて入れましょう。

代替テキストと、投稿後の編集

代替テキスト(alt)

Instagramでは、写真の内容を文字で説明する「代替テキスト」を設定できます。目が不自由な方がスクリーンリーダー(画面の読み上げ機能)を使うときに読み上げられるものです。Instagramヘルプによると、投稿前の画面の[アクセシビリティ]から入力でき、投稿後も[編集]から変更できます。自動で作られる代替テキストもありますが、「秋鮭とエリンギのクリームパスタ」のように料理名を入れて自分で書くと、内容が正確に伝わります。

投稿後の編集

シェアした後でも、キャプションの追加・編集・削除はできます。期間限定メニューが終わったら「提供は終了しました」と書き足す、価格が変わったら直すなど、古い情報を残さないようにしましょう。

よくある失敗

  • 店名とエリアが書かれていない:投稿だけを見た人が、どこのお店か分からない
  • 来店情報がない:「食べてみたい」と思っても、いつ・いくらで食べられるかが分からない
  • ハッシュタグを並べすぎる:1投稿5個を超えるとコメントが投稿されない。関係のないタグも逆効果になりうる
  • 毎回まったく違う書き方をする:型を決めておくと、書く時間が短くなり、読む人も情報を探しやすくなる
  • 終わったメニューの投稿を放置する:保存した人が来店して、提供が終わっていたということが起きる

プロフィール欄の整え方は飲食店のインスタのプロフィールの書き方|集客につながる最適化チェックリスト、投稿する時間帯はインスタの投稿は何時がベスト?、もらったコメントへの返し方は飲食店のクチコミ返信の例文集|シーン別テンプレ10選と星1・クレーム対応フレーズで解説しています。

まとめ:毎回同じ型で、来店に必要な情報を書く

キャプションは、上手な文章でなくても大丈夫です。必要な情報が決まった順番で書かれていれば、読む人にもInstagramの検索にも伝わります。

  • 1行目に一番伝えたいことを書き、写真にない料理の情報を添える
  • 提供期間・価格・店名とエリアなど、来店に必要な情報を書く
  • ハッシュタグは1投稿5個まで。地域・料理・シーン・店名から選ぶ
  • キーワードとハッシュタグは、コメントではなくキャプションに入れる
  • 代替テキストに料理名を書き、終わったメニューはキャプションを直す

本記事のInstagramの仕様は、Instagramヘルプセンターと公式ブログ・クリエイター向け公式情報を2026年10月24日に確認した範囲で整理したものです。仕様は変更される場合があります。また、本記事の方法で反応やフォロワーが増えることを保証するものではありません。

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出典

いずれも2026年10月24日に確認。

投稿者プロフィール

matokaスタッフ
matokaスタッフ
飲食店専門のWEB集客支援を行う、matoka株式会社(東京都品川区西五反田)の編集チームです。

普段の仕事は、Googleビジネスプロフィールの運用と口コミ対応(MEO対策)、食べログ・ホットペッパーグルメなどグルメサイトの運用代行、SNS運用とホームページ制作、訪日外国人向けの多言語対応、AIを使ったMEO支援(droptip)、そして成果報酬型のインフルエンサーPR「clues restaurant」の運営です。

このブログには、その現場で実際に手を動かして分かったことを書いています。AI検索(ChatGPTなど)に自分の店がどう出るかの確かめ方、口コミ返信やGoogleマップ投稿の時短、グルメサイトとMEOの使い分け、多言語メニュー、求人票、決済まわりのリスクまで、テーマはすべて店舗からの相談が出発点です。

編集方針は2つあります。営業の合間にスマホで読んでも、その日のうちに1つ試せる形で書くこと。そして成果を保証せず、うまくいかない条件や向かない店舗も併せて書くことです。

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