Googleビジネスプロフィールの写真の順番は変えられる?並び替えと表示順を整える方法
「Googleビジネスプロフィール(GBP)に写真を追加したけれど、思ったような順番で表示されない」「最初に登録した外観写真ばかりが目立ってしまい、見せたい料理写真が埋もれている」——こうしたお悩みは、飲食店のGBP運用でよく聞かれます。せっかく撮影した自慢の一皿も、上位に表示されなければユーザーの目に留まりにくく、来店の後押しにつながりません。
先に結論をお伝えすると、Googleの公式ヘルプには、写真の表示順をお店側で並べ替えたり固定したりする方法は書かれていません。ヘルプでは、アップロードした写真は新しいものから順に表示されること、カバー写真は希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らないことが案内されています。表示の詳しい仕組みは公開されていません。ただし「見せたい写真が上位に出やすくなる工夫」は確かに存在します。本記事では、表示順が決まる考え方の整理から、飲食店が今日から実践できる具体的な工夫、よくある失敗、FAQまでをまとめて解説します。
目次
GBPの写真表示順は「並べ替え」できるのか
まず前提として、Googleの公式ヘルプには、写真をドラッグして好きな順番に並べ替えたり、特定の写真を「1番目に固定する」方法は書かれていません。オーナーが追加した写真も、ユーザーが投稿した写真も、どの写真が目立つ位置に表示されるかはGoogle側で決まり、その仕組みは公開されていません。
そのため「この料理写真を必ずトップにしたい」という要望を、設定だけで確実にかなえることはできません。表示順を決めるアルゴリズムの詳細はGoogleから公表されておらず、常に同じ写真が先頭に来る保証もない、という点はまず押さえておきたいところです。
とはいえ、これは「何もできない」という意味ではありません。公式ヘルプの案内(写真は新しいものから順に表示される、画質の低いカバー写真はお客様の写真に置き換わることがある)や、見る人にとっての分かりやすさから考えると、取り組めることはあります。次章で、その考え方を整理します。
表示順に影響すると考えられる要素
Googleは、ユーザーが求めていそうな写真を優先して見せようとします。公式に細かい基準が示されているわけではありませんが、一般的に次のような要素が表示順に関わっていると考えられています。
- 写真の新しさ(鮮度):公式ヘルプでは、アップロードした写真は新しいものから順に表示されると案内されています
- ユーザーの反応:閲覧やクリックなどの反応が表示に関わるかどうかは、公式ヘルプには記載がありません
- クチコミと紐づいた写真:来店客がクチコミと一緒に投稿した写真も表示対象になります
- 被写体の分かりやすさ:料理・内観・外観など、何の写真かがすぐ分かると、見る人が必要な写真を探しやすくなります
ポイントは、いずれも「並び順を直接いじる」のではなく、「見せたい写真を新しく、分かりやすく、質よく整える」という発想である点です。表示順を保証するものではありませんが、日々の運用の積み重ねが、プロフィールの見え方を整えることにつながります。
見せたい写真を上位に出す4つの工夫
ここからは、飲食店が実際に取り組める具体的な工夫を4つ紹介します。どれも特別なツールは不要で、日々のオペレーションに組み込めるものばかりです。
1. 定期的に写真を追加して鮮度を保つ
新しい写真ほど表示されやすい傾向があるため、追加の頻度は大切です。季節限定メニューや新作、その日の盛り付けなど、更新のきっかけは店内にたくさんあります。まとめて一度に大量投稿するより、少しずつ継続して追加するほうが、常に新鮮な写真が並びやすくなります。
見せたい写真がある場合は、そのタイミングで改めて追加し直すのも一つの方法です。ただし前述のとおり順番の固定はできないため、「追加すれば必ず先頭に来る」とは限らない点は理解しておきましょう。
2. クチコミ投稿と写真を紐づけてもらう
来店客がクチコミと一緒に投稿した写真も、プロフィール上に表示されます。お客様目線のリアルな写真は信頼感につながりやすく、枚数が増えることでカテゴリ全体の充実にも寄与します。
そのためには、写真つきのクチコミをお願いする声かけが有効です。テーブルに置くPOPや、会計時の一言、レシートへの案内などで「よろしければお料理の写真と一緒にクチコミをいただけると嬉しいです」と伝えると、協力してもらいやすくなります。
3. 被写体を明確にして正しく認識させる
被写体がはっきり分かる写真は、見る人に何の写真かがすぐ伝わります。料理なら一皿がしっかり写るように、内観なら席や雰囲気が伝わるように、外観なら店構えが分かるように撮影しましょう。

逆に、何を写したいのか曖昧な写真は、意図しないカテゴリに分類されたり、あまり表示されなかったりすることがあります。撮影の基本についてはMEO・SNS用の写真の撮り方|スマホだけで映える店舗撮影のコツもあわせて参考にしてください。
4. 写真そのものの質と枚数を整える
表示順を意識する前に、そもそも「表示されて魅力的に見える写真」がそろっているかを見直しましょう。明るく、ピントが合い、適切なサイズの写真は、どのカテゴリでも好印象につながります。推奨される画像サイズはGoogleビジネスプロフィールの画像サイズ|公式の推奨条件とカバー写真・ロゴ・投稿の整え方で確認できます。
ファイル名の付け方や適切な枚数、撮り方といった写真運用全体の考え方はMEO対策の写真最適化|Googleマップで選ばれる写真の種類・枚数・撮り方で詳しく解説しています。土台となる写真の質が高いほど、上位表示された際の効果も大きくなります。
カバー写真とロゴは自分で指定できる
一般の写真は並び順を指定できませんが、「カバー写真」と「ロゴ」は例外的にオーナーが指定できます。それぞれ役割が異なるため、使い分けを理解しておきましょう。
- カバー写真:プロフィールの上部に表示される、お店の「顔」となる一枚です。看板メニューの料理や、雰囲気の伝わる店内写真など、ベストショットを選びましょう。ただしカバー写真に指定しても、検索結果で必ずその写真が最初に大きく表示されるとは限りません。Googleのヘルプでは、選んだカバー写真の画質が低い場合などは、お客様が投稿した写真が代わりに選ばれることがあるとされています。
- ロゴ:ブランドの識別に使われる画像です。お店のロゴを設定しておくと、統一感や信頼感の向上につながります。
どちらもGBPの「写真」メニューから設定できます。指定できる数少ない項目なので、まずはここを整えておくことをおすすめします。
よくある失敗と見直しポイント
実際の運用でつまずきやすいパターンを知っておくと、事前に回避しやすくなります。代表的なものを挙げます。
- 最初に登録した写真だけが目立ち続ける:開業時に外観写真だけを登録し、その後更新していないと、料理や店内の写真が埋もれてしまいがちです。定期的な追加で新しい写真を供給しましょう。
- 写真を一度に大量投稿して、その後放置:まとめて投稿しても、更新が止まれば鮮度は下がります。継続的な追加を意識したいところです。
- 被写体が曖昧な写真が多い:料理か内観か分かりにくい写真は、狙ったカテゴリで表示されにくくなります。一枚ごとに「何を見せたいか」を明確に。
- 写真がそもそも暗い・ぶれている:表示順以前の問題です。撮り直しや明るさ調整で質を底上げしましょう。
いずれも、こまめな確認と更新で改善できるものです。月に一度など、自店のプロフィールをユーザー視点で見返す習慣をつけると、埋もれた写真や古い情報に気づきやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 写真の順番を自分で固定することはできますか?
Googleの公式ヘルプには、写真を任意の順番に並べ替えたり固定したりする方法は書かれていません。ヘルプでは、写真は新しいものから順に表示されると案内されています。できるのは、新しく分かりやすい写真を追加していく工夫までです。
Q2. 古い写真は削除したほうがよいですか?
一概に削除が必要というわけではありません。魅力的で今も店舗の実態に合っている写真は残しておいて問題ありません。一方、閉店したメニューや現状と異なる内装など、誤解を招く写真は見直しの対象になります。判断に迷う場合は「今のお店を正しく伝えているか」を基準にしましょう。
Q3. お客様が投稿した好ましくない写真は消せますか?
ユーザーが投稿した写真をオーナーが自由に削除することはできません。ただしGoogleのポリシーに違反する内容であれば、報告して削除を依頼することは可能です。好ましい写真を増やして相対的に目立たせるという対応も、現実的な方法の一つです。
まとめ:固定はできないが、整えることはできる
GBPの写真表示順は、公式ヘルプに並べ替えや固定の方法は書かれておらず、表示の仕組みも公開されていません。しかし、写真の鮮度を保つ、クチコミ写真を増やす、被写体を明確にする、写真の質と枚数を整える——こうした地道な工夫によって、プロフィールの見え方を整えていくことはできます。
写真はお店の第一印象を左右する大切な要素です。順番を完璧にコントロールしようとするより、「良い写真を継続的に整えていく」姿勢で運用することが、結果的に魅力的なプロフィールへの近道になります。
写真運用やMEO対策でお悩みなら
出典
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」(2026年10月29日確認)
本記事の公式情報は2026年10月29日時点のものです。画面や仕様は変更されることがあるため、実際の操作時は最新のヘルプもご確認ください。
投稿者プロフィール

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飲食店専門のWEB集客コンサルタント。
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