外国人観光客はこう検索している!人気キーワード調査
訪日観光客の多くは、来店するお店を「スマートフォンの検索」で決めています。ガイドブックよりも、その場でGoogleマップやSNSを開き、英語のキーワードを打ち込んで近くのお店を探すのが今の主流です。つまり、外国人観光客がどんな言葉で検索しているかを理解し、その言葉でお店を見つけてもらえる状態を整えることが、インバウンド集客の出発点になります。
この記事では、飲食店の集客に役立つ英語の検索ワードの傾向と、実際に取り組める対策の手順、そしてよくある失敗や注意点までを整理してご紹介します。専門的なツールや多額の費用がなくても、今日から始められる内容を中心にまとめました。
なぜキーワード調査がインバウンド集客に重要なのか
訪日観光客がレストランを探すとき、多くは日本語ではなく英語で検索します。たとえば「restaurant near me」や「sushi Tokyo」のように、エリアや料理を組み合わせたシンプルな英語のキーワードが使われます。こうした検索でお店が表示されれば、来店や予約に直結します。
逆に、店名やメニューを日本語だけで登録している場合、そもそも検索結果に出てこず、せっかくの来店機会を逃してしまうことがあります。どんな言葉で探されているかを知ることは、自店の情報をどの言語・どの表現で発信すべきかを決めるための土台になります。
キーワード調査といっても、難しい分析ソフトが必要なわけではありません。まずは「自分のお店を海外の人が探すとしたら、どんな英語で入力するだろうか」を想像し、実際にその言葉で検索して自店が出てくるかを確認するだけでも十分な第一歩になります。
外国人観光客が使う検索キーワードのパターン
外国人観光客の検索キーワードには、いくつかの共通したパターンがあります。傾向を押さえておくと、自店の情報発信に応用しやすくなります。
エリア×業態・料理の組み合わせ
最も多いのが、地名と料理・業態を組み合わせた検索です。旅行者は「今いる場所の近くで、食べたい料理」を探すため、この形が自然と使われます。
- sushi Tokyo
- ramen Shibuya
- yakiniku Osaka
- izakaya Shinjuku
このように「地名+料理・業態」の英語表記を、お店の紹介文や投稿に自然に含めておくと、検索で見つけてもらいやすくなります。
「near me(近くの)」を使った現在地検索
「restaurant near me」「ramen near me」のように、現在地の近くを探す検索も定番です。この検索で表示されるかどうかは、Googleビジネスプロフィール(GBP)に住所や営業時間、カテゴリが正しく登録されているかに大きく左右されます。地図上での見つけやすさを整えることが、この検索への対策になります。
目的やこだわりを表すキーワード
食の制限や好みを表す言葉も多く使われます。「vegan」「halal」「gluten free」などは、対応できるお店を探している旅行者にとって重要な検索語です。自店が対応している場合は、その旨を英語で明記しておくと、限られた選択肢の中で選ばれやすくなります。
すぐにできる!インバウンド検索対策の手順
キーワードの傾向がわかったら、次は実際にお店の情報へ反映していきます。以下の手順で進めると取り組みやすいです。
- 店名・メニュー名に英語を併記する。Googleビジネスプロフィールやグルメサイトに、日本語名とあわせて英語表記を登録します。
- 紹介文にエリアと料理の英語を含める。「Asakusa sushi」「Namba izakaya」のように、地名と業態を組み合わせた表現を自然に盛り込みます。
- 対応状況を英語で明記する。ベジタリアン対応や決済手段など、旅行者が気にする情報を英語でも書いておきます。
- 写真とあわせて発信する。料理や店内の写真に英語の説明を添えると、内容が伝わりやすくなります。
特にGoogleマップ上の見え方は来店の判断に直結します。英語での表示や口コミへの対応を整える方法は、外国人が迷わない!Googleマップの英語対応術で詳しく解説しています。あわせて、メニューの多言語化には無料で使えるツールも活用できます。具体的な選択肢は無料で使える!多言語メニュー翻訳ツール5選を参考にしてください。
よくある失敗とその回避策
インバウンド検索対策では、良かれと思って行ったことが逆効果になるケースもあります。代表的な失敗を知っておきましょう。
- 翻訳ツールに任せきりで、不自然な英語のまま掲載してしまう。メニュー名や説明は、可能な範囲で確認し、伝わりやすい表現に整えることが大切です。
- 日本語の情報しか登録しておらず、そもそも英語検索に出てこない。まずは基本情報の英語併記から始めましょう。
- キーワードを詰め込みすぎて、文章が読みにくくなる。無理に単語を並べるのではなく、自然な紹介文の中に含めるのが基本です。
- 情報を一度登録したまま放置してしまう。営業時間やメニューの変更は、こまめに反映しておく必要があります。
こうした対策は、キーワードだけでなくインバウンド集客全体の設計の一部です。全体像を整理したい場合は、インバウンド対策で飲食店に外国人客を呼び込む方法もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 英語が得意なスタッフがいなくても対策できますか?
はい、できます。まずは店名やメニューの英語併記、基本情報の登録といった、翻訳ツールでも対応しやすい部分から始めるとよいでしょう。仕上がりが不安な場合は、一般的でシンプルな表現を選ぶと誤解が生まれにくくなります。
Q. どのキーワードから対策すればいいか迷います。
まずは「自店の地名+業態・料理」の組み合わせから着手するのがおすすめです。旅行者の検索で最も使われやすい形であり、自店の強みとも結びつけやすいためです。
Q. 対策の効果はすぐに出ますか?
検索での見つけやすさは、情報の整備状況や地域の状況によって変わるため、すぐに大きく変化するとは限りません。まずは基本情報を正しく整え、継続的に更新していくことが、着実な改善につながります。
まとめ
訪日観光客は「和食」「グルメ」といった日本語ではなく、「sushi Tokyo」「restaurant near me」のように、より具体的で旅行者目線の英語ワードで検索しています。だからこそ、どんな言葉で探されているかを理解し、その言葉でお店を見つけてもらえるように情報を整えることが重要です。
店名やメニューの英語併記、エリアと業態を意識した紹介文、対応状況の明記といった一つひとつの積み重ねが、「見つけてもらえるお店」への設計になります。まずはできるところから、自店の情報を英語でも発信していきましょう。
インバウンド集客を本格的に強化したい方へ
投稿者プロフィール

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飲食店専門のWEB集客コンサルタント。
Googleビジネスプロフィール(MEO対策)、InstagramなどのSNS運用、ホームページ改善、口コミ活用など、地域密着型店舗のためのデジタル施策をトータルに支援しています。
飲食店の現場では「わかってはいるけど時間がない」「何から始めればいいか分からない」という声を多く聞きます。
このブログでは、そうした現場の声に応えるかたちで、今すぐ実践できるノウハウをわかりやすく発信していきます。
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